Google Kubernetes Engine(GKE)は Google Cloud が提供するマネージド Kubernetes サービスで、クラウドネイティブなアプリケーションの実行基盤として広く利用されています。 Kubernetes クラスタの運用において、アップグレード作業はセキュリティの確保や新機能の利用のために不可欠なプロセスです。一方、Kubernetes のマイナーリリースは 通常 3 - 4 ヶ月に 1 回のペースで実施される上、アップグレード作業にはいくつもの考慮事項があるため、メンテナンスコストが高くなりがちです。また、マネージド Kubernetes の場合、サポートを受けられる期間も限られているため、継続的なクラスタバージョン追従が必要になります。このような GKE のメンテナンスに関する課題に対して、Google Cloud は作業負荷を下げるための仕組みを用意してくれています。このブログでは、GKE の効果的なアップグレード戦略について Google Cloud の内間さんが出している こちらのスライド を参考にまとめてみます。
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